かっきーサブ部屋

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三年は勤めろに対して思うこと

『石の上にも三年』

今の社会では全体的にこの考えに疑問を持っている人が増えてきた気がするけど自分たちの周りを見てみれば、未だに三年続けた方がいい
と考えている人の方が割合的に多い。もう少し時代が進んでいけばこの考え方の比率も変わっていくのだろうと思うけどまだ、変わっていかないと思う。
僕個人は『辞めたきゃ辞めればいい』派の人だ。ただ、実際には3年目を迎えているのだけど・・・

今回は三年務めてみた自分がこの考え方に対し改めて話していきたいと思っている。勿論、他方を貶す気はないけど考え方しだいによっては
苛立ちを覚えると思う。ソレに関しては一人の意見なんだなぁとして捉えておいてほしい・・・

 

  1. とりあえず3年は続けてみた

    あらかじめ自己紹介するけど僕は都内の介護施設に働いている介護職員だ。基本給は少ないけど手当・夜勤などを含めたうえ、手取りで20万ほどは頂いている。
    学生時代の友人の中で介護の道に進んでいった友人と比べてかなりもらっている方だ。15万以下の人だってざらにいるのを思い知る。
    わりかし僕の勤めている会社は介護の中では大手企業なのだろう。

    僕は2020年に入社した。みんなも知っているともうけど直近でかなり大変な時期。僕のところは『人がいないから』という理由で4月1日から働き始めることに。
    その時点で僕は既に辞めたくなっていた。

    『なんで大変な時期に仕事しないといけないんだよぉ~』

    『しかも配属希望先、全然違うじゃん・・・どこだよ、〇△って』

    そこから、とりあえず7月までは続けよう。そしたら辞めよう・・・なんて思っていたのを思い出す(ちなみになぜ7月なのかというと僕の誕生日が7/24だからである)
    そうして続けていって7月を迎えて冬を越し2年目を迎えた。なんとなく続いていた。
    いつも辞めたい辞めたいなんて口癖のように呟いていたにもかかわらず、後輩を持っていたのだった。
    後輩に対して優しくしないといけない、見本にならなきゃいけないと考えがあるけれど僕のメンタルはそんな状態ではなかった。

    多分、うつ病だったと思う。最寄り駅で吐いていたし家の電子レンジや冷蔵庫に話しかけていたのだった。
    自分でも思い出せない状態、鍵がかかっている感じに近い。二年目のジンクスというプロ野球界ではある言葉であるが、あの当時はその言葉に倣って必死に耐えていった。


    そんな辛い思いを1年耐えて3年目を迎えた。今年だ、僕は高卒の女の子を指導するようになった。夏の時期までみっちり指導していき彼女は独り立ちをして今は11月になる。

  2. 辞めたくなる時期は誰だって来る

    上の分でもわかると思うけど僕は常に辞めたいと思っていた。
    そして、職場からいなくなった人を見て『いいなぁ~、あの辞める勇気がほしいなぁ』なんて指をくわえていたのを思い出す
    僕の場合は困難に直面するたびに辞めたくなっていた。あと、自分よりすごい人を見て比べて自分の価値観を下げていって更に辞めたくなっている。
    それの循環が日々の怠惰を生み出していったんだなって思っている。上司同僚のと話していてもやっぱり辞めたくなるのはあるらしい

  3. 辞めたっていいけど三年やってよかったと思う


    正直、魅力がなかったり辛かったりしたら辞めたらいいと思う。
    人間、火事場の馬鹿力というか追い詰められたとき・やらないと死んでしまう状況になったら尻に火がついて『やるしかなくなる』と思うし。
    ただ、人間的に成長するには多少怪我を負わないといけないんだなってのは社会経験で学んでいった。

    子供が使い方を学んだりする時って、誰かの言いつけに沿ったものもあると思うけど、痛い思いをして学んだことが多い。
    僕の場合、宿題を忘れた場合の制裁や仕事上の報連相を怠った後の制裁、電話対応・・・どれも失敗して学んできた。
    大けがをしろ、とは言っていないけど多少の擦り傷は性別・年齢関係なく負わないと成熟はしていかない。
    ある程度、成熟するのに必要なのは平均して3年っていうことだと思う。先輩たちには大けがする前に頼み込もう。伊達に長い年数続けている人じゃないんだし。

    損切りをしているんだ、もっと学べることがある場所に行く。自分の力を挑戦させたい』

    なんてあるけど社会人なり立てというのは案外、社会的に見て自分が無能だということが多い。
    入社もある種の縁だと思って僕は今でも続けている(飽きているけど)


    以上が自分の三年理論の答えである。実際、今の会社はまだ続けているので(仮)ということで